グローバルマクロ投資にうってつけの日

株、債券、金利、通貨、コモディティに関する投資メモ

ドル円と日米金利差の相関関係、狂気のビットコイン

久しぶりに何か書いてみたいと思ったのでそうすることにした。 2018年に入ってから、ドル円と日米金利差は逆相関の状態になり、永らく続いていた相関は崩れてしまっていた。 しかし、今回のマーケットの暴落の直前、だいたい2月に入ってからは、相関関…

続・ポンドの価値は上昇するのではないか?

また1月ほど投資に時間が割けないし、何かを書くこともできなくなる。 さて、3月の末に以下のメモを書いた。 guiterpopinv.hatenablog.com 5月の上旬に政治要因でポンドの価値が上昇したので(1月強で+1,000pipsという恐ろしい上昇だった)、一旦ありが…

ドル円トレード中

今日の寄付きで東芝を決済した。当面の不確実性は半分以上は消失してしまったはずなので仕方がない。-50%近い損失なので、投資歴の中で過去最大の損失率になるはずだ。1000株なので絶対額としてはどうでもよいのだが、まかり間違って全力で売っていたら…

日経平均ショート(決済)

一旦決済した。数年ぶりの誤発注でポジションを上手く閉じられずに利益が減ってしまった。 FOMCは無難に通過するのではないかと思う。私がイエレン議長なのであれば、先行きが良く分からなくなったので様子を見たいと考えるはずだ。もう一度だけ、物価の様子…

日経平均ショート

日経平均をショートしていたところ、さらに売り乗せた。どうなるか。

近況のメモ

書くことはないが、トレードが素晴らしくうまくいっている。 原油のショートで利益を出した(半分は決済した)。ドル売り円買いの大きなポジションで利益を出した(25%は決済した)。豪ドル売り円買いでも利益を出した(決済していない)。損をしているの…

投資ポジションのメモ

ポンドの買いを決済した。私の思惑とは異なるが、すごい上昇だった(というかまだ上昇は続いている)。 円のロングと米国株のショートも少し前に決済している。こちらは損がでた。米国経済の先行きにはかなりの不安があると思うのだが、価格が逆に行くのなら…

東芝の混迷、20万円のチケット

東芝について書いてから、2月以上が経過した。 guiterpopinv.hatenablog.com 東芝が監査法人の変更を検討しているという。 jp.reuters.com タイトルの通りで、確かになんとも見苦しい限りである。こんなにひどい話は聞いたことが無い。 しかし、どうして東…

金利市場 対 株式市場

債券市場が予測する将来のインフレ率(金利から逆算した期待インフレ率)が低下している。 jp.reuters.com 期待インフレ率の低下は、ネガティブな経済の見通しの表れである。 一方で、株式市場は高値圏にある。 高い株価は、ポジティブな経済の見通しを反映…

マクロ分析の道しるべ④ GDPの使い方2

前回はトランプ氏の経済政策をGDPの定義式にあてはめて分析した。 今回は消費税増税がGDPに与える影響について分析する。 新聞を読んでいると、「消費税増税は日本の財政健全化につながり、経済と株価にとってプラスの影響がある」という論説を見かけたとし…

マクロ分析の道しるべ③ GDPの使い方

GDPの定義式は以下のようになっていることを紹介した。 GDP = 個人消費 + 企業投資 + 政府支出 + 純輸出 =(GDP - 税金 - 貯蓄)+ 企業投資 +(税金 + 財政赤字)+ (輸出 - 輸入) 諸事情によりさらに定義式を書き換える(ほんとうは状態を表す定義式…

ポンドの価値は上昇するのではないか?

ポンドの価値は上がるよりないのではないか。 米国以上のインフレ率と米国よりも1%低い金利は、改めて考えると先進国とは思えないほど緩和的だ。米国でさえ十分に緩和的なのに、これがこのまま放置されるのだろうか? ユーロ圏も利上げを待つ状況になった…

マクロ分析の道しるべ② 投資の道具としてのGDP

GDPの定義式は、たぶん投資の道具として最も基本的で、優れている。 景気の指標として用いられているGDPは、何かの自然法則にしたがってあらかじめ決定されているものではなく、人が次のように定義したものである。 GDP = (個人の)消費 + (企業の)投資 …

マクロ分析の道しるべ① 金利と物価と景気の話

書くことがないので、グローバルマクロ分析やマクロ経済学の初歩について、できるだけ噛み砕いて書いてみたい。自らの理解度を試す意味でも有益なことであるように思う。 金利と物価と景気は、基本的に以下のように循環している。 景気↓ ▷ 物価↓ ▷ 金利↓ △ ▼…

暫定的に、いつか破裂するまでは

為替レートの決定理論は未だ見つかっていないし、恐らく永久に見つからない。 仕方がないので私は、実質金利 = 名目金利 - (期待)インフレ率 が為替レートを決定するのだと便宜的に考えている。1つ目の理由は、そう考えた方が経済全体を整合的に分析し易い…

東芝とオリンパスの比較

マーケットについてマクロ的な観点から書くべきことは、まだ見つからない。 代わりに東芝について書く。 jp.reuters.com ニュースを目にした瞬間にチャンスだと感じて調べてみたのだが、東芝がオリンパスと同じだと考えて投資をするのは危険である、というの…

VIXの低下

随分間が空いてしまった。2017年の投資成績も、今のところ順調だ。 VIXの低下が著しい。 これ以上下がればチャンスかもしれない。

ドル円ショート

ドルを売って円を買った。

ダウ平均ロング決済

ダウの買いを決済した。マーケットの雰囲気が変わってきている。

ジャンケンと投資の必勝法に関する考察

ジャンケンに勝つ可能性は三分の一、引き分ける可能性は三分の一、負ける可能性は三分の一である。このように考える時点で、ジャンケンに勝つことはできない。多分投資でも。何故か? 一から考える必要がある。どうしてジャンケンに勝つ可能性は三分の一なの…

ドラッケンミラーの凄さ、もはや人間ではないジョージ・ソロス

ドラッケンミラー氏の凄さを実感したので何かを書き残したい。 私はジョージ・ソロスのような投資をしてみたいと常々思ってきたので、彼の「後継者」であったドラッケンミラー氏についても凄腕の(考えようによってはソロス氏を超えるほど凄腕の)人物である…

金のショート、プラチナのロング

金を売りプラチナを買った。金価格がどうなったとしても、金とプラチナの価格差には影響はなく、むしろこれまで以上に価格差は詰まるという読みである。 貴金属に関するポジションを維持することで、貴金属の値動きに意識を割き続けることができるというメリ…

大統領選、投資と経験

経験とは、得ようとしたものが得られなかった時に得られるものであるそうだ。良い言葉だと思う。 成功せず、失敗もせずに失えば、それは単なる喪失であり、消耗である。失敗は避けられないとしても、失敗の度に何かを得たいものだ。 では、これを投資に置き…

金のショート(ほんとうの終わり) 

やはりすべてのポジションを閉じることにした。銀が7%も下げている。何も考えられないが、いくらなんでもひどすぎる。 何かをするなら、来週やればよいのだ。

金のショート(終わり) 

久しぶりに長時間のトレードをした。ショートポジションの3/4を閉じて終了する。 先日の判断ミス(思考停止して大統領選直後にポジションの半分しか閉じなかった)の借りを返した格好になった。嬉しいがとても疲れた。 今週の反省は後日にしよう。 あと1bp…

金のショート

1,250ドルを割ったので金をショートした。まさか2016年にこんな日が来ようとは。

ダウ平均ロング

半分ほど決済済みだった米国株のショートを買い持ちにした。金のポジションをどうすべきか迷っていたのだが、貴金属の動向は別にして米国株は買って良い状況になったのではないか。状況が大きく変化した可能性があるのだから、きちんと考えなければ。

幸運であること

昨日時点の私のポジションは、金の買い、プラチナの買い、ドル売り円買い、ドル売りポンド買い、日経平均売り、ダウ平均売りというものだった。トランプ氏が優勢となった時点でポジションの概ね25%を決済し、確定的となった時点でさらに25%を決済した。投…

金からプラチナへ

金のロングを部分的にプラチナに入れ替えた。 金とプラチナの価格比がプラチナに有利な周期に入った可能性があり、それが正しければこのトレンドは1~2年続く可能性がある。トレンドの転換が確認できるようならば、金のロングポジションの積み増しはプラチ…

ドルのショート

ドルのショートポジションを積み増した。予想するわけではないが、FF金利先物の価格の低下(利上げ観測の高まり)とは裏腹にドル安が進むようであれば、狙い通りである。この場合はさらにショートする。 通常通りにドル高が進行するのであれば、一旦はポジシ…