グローバルマクロ投資にうってつけの日

株、債券、金利、通貨、コモディティに関する投資メモ

原油▲6ドル

原油は▲6ドル程度で決着がつきそうだ。すごい日だった。

原油0.00ドル

0.00ドル。おそらくこちらの価格表示がマイナスに対応していないのだろう。

原油0.16ドル

確かに私は見た。あと少しだ。

原油1ドル割れ

いま0.5ドルである。ここまできたらマイナスを見せてほしい。

原油2ドル割れ、用意周到なCME

いま1.5ドル付近である。頭がおかしくなりそうだ。 原油のマイナス価格はあり得るとのことだ。もはや笑ってしまう。 zai.diamond.jp

原油2ドル

保管コストがかかる以上マイナスになり得るのは分かる。しかし、この価格は想像力を超えている。世界の終わりにいるようで、もはや言葉がない。

原油5ドル割れ

いま4.5ドル付近である。いやはやなんとも、すごすぎる。間違いなく金融史に残る値動きだ。 さすがにこのあたりが底だろう。5月限が取引できないのが残念だったが(ネット証券のCFDはどこもこうなのだろうか?)、よいものを見ることができた。 原油1バレル4.5…

原油6ドル割れ

いま5.5ドルである。 保管場所のない産油国と投機家の投げ売りである。あと1時間抱えていたら、置き場所のない原油を所有しなければならなくなるのだ。 さすがにこれは予想できなかった。いや、予想はしていたのにただの空想事で終わらせてしまったのだ。情…

原油7ドル割れ

いま6.5ドル付近である。ばかじゃなかろうか。 しかし先日、私自身が書いた通り、売れない環境汚染物質はただのゴミであり、どんな値段にだってなり得るのだ。 コモディティ市場はマイナス価格にシステムが対応しているのだろうか?

原油8ドル割れ

案の定下げ続けて当然のように10ドルを割り、今は8ドルも割れた。寒気がするような下げ方で、もはや愉快とも思えない。 6月限はあまり下がっていないのでノーチャンスだ。寝ることにしよう。

原油下落トレンド継続中

戻ってきたが、11.5ドルが12.5ドルに跳ねて、今また11.5ドルに戻っている。これでは底を付けたとは言えないし、さらなる下落のための燃料を溜め込んだだけだ。 ということは、下落トレンドは継続中である。ポジションはない。

原油ショート精算

冷静になって、原油のポジションをすべて閉じた。 これから1時間走ってくる。10ドルを割っていれば寝るまでの間に買うタイミングを探ればいいし、上がっていればそれもよい。今は11.5ドルだ。

原油12ドル割れ

尋常でない値動きだ。ポジションは残り約40%。 原油が4営業日で半値になってしまった。もともと半値以下の価格だったものがさしたる出来事は何もなく、である。そして、恐るべきことに直先のスプレッドはどちらかといえば広がっている。これから一体どうなっ…

原油15ドル割れ

原油スポット価格が15ドルを割ってしまった。 正直なところ18ドルにも下がらないと思っていたので、20ドル付近のポジション(ややこしいが、20ドル付近でとった6月限月のポジションで、25ドルくらいだと思う。以下同じ。)は売り下がった後、先週末に17.5ドル…

原油ロング株式ショート

この2、3日で原油ロング株式ショートのポジションを取っているところだ。 原油については、協調減産という材料の出尽くしをおおむね消化しきって、純粋な需給に基づく均衡価格に落ち着いたように見える。現時点でのリスクは2つある。 1つは、在庫があま…

原油20ドル割れ

予想どおり原油は20ドルを割った。株価も下落後の最高値から少し下がってきた。 見立てで行くとどちらもまだ下がるということになるが、ショートするなら株式の方がよいだろう。株価は3割下がりうるが、原油は3割下がるかどうか分からない上に、急反発して1…

コロナの中の世界

目論見通り、きわめてスムーズに減産調整は終了した。アメリカは何も差し出す必要がなかった。 www.bloomberg.co.jp 原油価格は22ドルから25ドルに上昇し、その後22ドルに戻り、今は23ドルだ。3月に株価が底値付近にあった当初、協調減産が報じられた時には…

マーケットの関心は企業業績へ

マーケットは、NYの感染縮小に反応しないようだ。 jp.reuters.com 感染者数を通じて経済への影響を推測してきたマーケットが、経済そのものを観測し始めたということになるのかもしれない。そうだとすると、株価のトレンドが変わることになるだろう。 原油は…

イベントトレーディング入門

パンローリング社がイベントトレーディング入門という本を出版していて、期待しないで読んだが意外と面白かった。 ペスト、スペインかぜ、Sarsの事例が紹介されており、共通する事象は以下だとまとめられている。 ・もっとも疲弊する地域で、最も感染が広ま…

関税の正しい使い方と原油ダンピングの解消

トランプ大統領の経済政策で感心したのは初めてのことである。 www.bloomberg.co.jp これは確かに効く。 今回の原油価格の急落(50ドル→20ドル)は、二つの要因で生じている。 ①コロナウイルスが原因で生じた原油需要の減少 50ドル→30ドル ②OPEC+(ロシアとサ…

バーゲンセール(結末2)

原油はポジションを閉じて終了した。22ドルから28ドルへ狂ったように30%近く上昇した。たったの15分の出来事だった。 ほぼ天井近くで売却し、すぐさまショートし、1.5ドル下で買い戻した。完璧な取引だ。 何があったのかはまだ分からないが、何があったとし…

バーゲンセール(結末)

当然の結末を迎えた。まったく簡単な問題だった。 jp.reuters.com

バーゲンセール

原油価格がバーゲンセール状態になっている。 「現在の原油価格は国益に反する」というロシアの声明が発表された。何が起こったか?20ドルだった原油価格が20.5ドルに上昇しただけである。馬鹿げている。 OPEC+の減産交渉が決裂して何が起こったか?原油価…

アラートが鳴っている

106円後半で取り直したドル買いのポジションは、かなりの含み益を生じた後に含み損に転じ、107円を超えたところで決済した。英国、香港、米中貿易でポジティブな出来事がほぼ同時に発生したわけなので、104円台から108円台に大きく動いてもさほどの違和感は…

ドル円の売り2.1

思い直して残りの4割もポジションを取り直した。 対中関税の一部を取り消すかもしれないというニュースだけでドル円が105円から107円に2円も上がるのであれば、対中関税の全部を取り消したら1ドル140円にはなってもらわなければ話がおかしい。そのうえでア…

ドル円の売り2

106円付近でいったん決済したドル売りのポジションを107円付近で6割ほど取り直した。当初のポジションは108円台だったから、108円台に向けてあと4割を売り乗せていく。 このままドル安に戻るならどうするか?いったん決済した106円以上で売りなおせればとは…

落ちているカネを拾い上げる作業

ドル円の売りを決済して金の買いも決済した。ドル円は下げ渋り、金は上昇を続けている。マーケットごとに見解が割れているということだが、通貨市場も金市場も株式市場と違って感情に流されることの少ない信用に足るマーケットである。見解が割れるなら一旦…

株式市場に崩壊の兆し2

こういうニュースを見ると、やる気を削がれる。いつでもそうだ。 jp.reuters.com ショートポジションをすべて決済した。どうにでもなればいいよと思う。全く下らない。僕が酔っ払っているせいじゃない。どうあれ興味が持てない。なにもかもうまくいかない。

株式市場に崩壊の兆し

株式市場が崩壊する兆しがある。 FOMCでは想定通り利上げが決定されたが、利上げペースはマーケットが予測したよりも穏やかになる可能性が示された。これは株式市場にとってポジティブな事柄であり、株価は上昇した(①)。しかし、その後すぐに株価は値を下…

貿易戦争は有用、勝つのも簡単

率直に言って、極めて危険な思想である。 jp.reuters.com 国際貿易がどのように世界の利益に貢献しているのかを論理的に理解するには、マクロ経済学の基礎的な理解が必須である。しかし、経済学の素養がない人を納得させるための簡単な説明は可能かもしれな…