グローバルマクロ投資にうってつけの日

株、債券、金利、通貨、コモディティに関する投資メモ

まとまりのないあれこれ

前回の投稿から日が空いてしまったし、雑多であるがメモを残しておく。

 

最近もトレードを繰り返している。もちろん全て勝っているわけではないが、大半はうまく行っている。なぜだか調子が良いが、遊び半分のトレードはどうでもよい。

問題は投資のほうだ。ここのところ、見落としていた点について考えている。

私はアメリカ経済についてずっと悲観的に考えてきた。基本的な姿勢はこうだ。「あと一度か二度行われる利上げの過程で、マーケットがどのような反応を見せながら、最終的に下落に至るのだろうか?」

私の予測に反して世界経済が良好に推移するという万一の可能性については頭にはあったが、利上げを行わずに米国経済が下落を始めるという、より悲観的な想定については、どうしてか考えが及ばなかった。

既に公表されている指標等を総合的に考えると、状況は私が考えてきたよりも悪いようだ。例えばこうだ。完全雇用個人消費の低迷。だったらどうすれば消費が回復するのだろう?

いうまでもないが、状況が悪いからこそ金価格はあっという間に反発したのだ。一旦は1200ドルまで下落した金価格は、今では私の売却価格の1265ドルを上回って推移している。

ばらばらだった思考と状況が、方向性を持ち始めている。少しずつ長期的なポジションを取り始めて良い状況なのだろう。

幸いなことに、と言ってしまってはいけないが、面倒がって放置したダウ平均の売りはSQで清算決済された。その後でダウは反発したから、100ポイント程度有利にポジションを取りなおすことができた。その気になればその分だけ上乗せしてポジションを取ることができる。

現在のところ評価損益ゼロ付近にあるダウの売りが失敗だったと見切りをつけるのは、18400ポイントを上回ってからの予定だった。状況がより悲観的になったとするならば、見切りをつけるポイントを切り下げても構わない。そして、その気になれば切り下げた分だけ上乗せしてポジションを取ることだってできる。

そろそろ全体的な状況を再考しよう。英国の国民投票が終わり、マーケットが落ち着いたあたりで考えてみることにしよう。