ドル円の売り2.1
思い直して残りの4割もポジションを取り直した。
対中関税の一部を取り消すかもしれないというニュースだけでドル円が105円から107円に2円も上がるのであれば、対中関税の全部を取り消したら1ドル140円にはなってもらわなければ話がおかしい。そのうえでアメリカの景気に減速の兆しがなく、ブレグジットがスムーズに進みそうで、ユーロ圏の経済がまずまずになったとしたら、1ドル200円でも構わないのではないか?
さて、この架空のお話と同じ状況が1年前の現実の世界である。そしてそのときのドル円は110円程度だった。
つまり、対中関税の一部を取り消すかもしれないというニュースだけでドル円が2円も上がるのは、控えめに言って馬鹿げた値動きということだ。ドルは売って構わない。