グローバルマクロ投資にうってつけの日

株、債券、金利、通貨、コモディティに関する投資メモ

金のショート(終わり) 

久しぶりに長時間のトレードをした。ショートポジションの3/4を閉じて終了する。

先日の判断ミス(思考停止して大統領選直後にポジションの半分しか閉じなかった)の借りを返した格好になった。嬉しいがとても疲れた。

今週の反省は後日にしよう。

 

あと1bpというところで、決定的な瞬間を逃してしまった。巨大なポジションを抱えたまま、私はどうしてこんなことをしていたのか?多分とても疲れていたのだろう。

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ダウ平均ロング

半分ほど決済済みだった米国株のショートを買い持ちにした。金のポジションをどうすべきか迷っていたのだが、貴金属の動向は別にして米国株は買って良い状況になったのではないか。状況が大きく変化した可能性があるのだから、きちんと考えなければ。

幸運であること

昨日時点の私のポジションは、金の買い、プラチナの買い、ドル売り円買い、ドル売りポンド買い、日経平均売り、ダウ平均売りというものだった。トランプ氏が優勢となった時点でポジションの概ね25%を決済し、確定的となった時点でさらに25%を決済した。投資額に比較するならば、たった1日で大勝であると言って良いだろう。

もっとも、この結果を予測したわけではないから、投資家として胸をはれる結果ということでもない。私は米国の大統領が誰になりそうか、一度も言及しなかった。私には政治のことは分からないのだ。ただ単純に選挙というものを無視してポジションを取った結果としての損益であった。

運良く利益を手にできることもあれば、運悪く損失を被ることもある。あてずっぽうでやるのでないならば、投資において大切なのは、結果ではないのだ。

 

売却した分は、近いうちに買い戻さなければならない。今回のイレギュラーな出来事についても、少しくらいは考えなければならないだろう。いずれにしても、相変わらず投資は面白い。

 

 

金からプラチナへ

金のロングを部分的にプラチナに入れ替えた。

金とプラチナの価格比がプラチナに有利な周期に入った可能性があり、それが正しければこのトレンドは1~2年続く可能性がある。トレンドの転換が確認できるようならば、金のロングポジションの積み増しはプラチナで代用することにする。

ギリシャ株も値動き的には好転の兆しがある。さらに買い増すようであればユーロ圏の株式のショートと組み合わせたいので、候補を予め考えておこう。

 

ドルのショート

ドルのショートポジションを積み増した。予想するわけではないが、FF金利先物の価格の低下(利上げ観測の高まり)とは裏腹にドル安が進むようであれば、狙い通りである。この場合はさらにショートする。

通常通りにドル高が進行するのであれば、一旦はポジションを閉じて損を確定する必要がある。

いずれにしても、この2ヶ月は世界経済の重要な分岐点であると思う。