グローバルマクロ投資にうってつけの日

株、債券、金利、通貨、コモディティに関する投資メモ

株式市場に崩壊の兆し2

こういうニュースを見ると、やる気を削がれる。いつでもそうだ。

jp.reuters.com

 

ショートポジションをすべて決済した。どうにでもなればいいよと思う。全く下らない。僕が酔っ払っているせいじゃない。どうあれ興味が持てない。なにもかもうまくいかない。

株式市場に崩壊の兆し

株式市場が崩壊する兆しがある。

 

f:id:guitarpop:20180322220356p:plain

 

FOMCでは想定通り利上げが決定されたが、利上げペースはマーケットが予測したよりも穏やかになる可能性が示された。これは株式市場にとってポジティブな事柄であり、株価は上昇した(①)。しかし、その後すぐに株価は値を下げて、元の水準に戻った(②)。そして今日になり、株価は値下がりしている。これは危険な兆候だ。

私は3月に入ってすぐ、すべての株式を売却している。残っていたわずかな日本株も、永らく保有したギリシャ株も、すべてを売った。同時に少しずつショートポジションを積み上げてきたが、まだ十分な金額にはなっていない。大き目にポジションを追加するか迷っていたのだが、思い切ってある程度の金額を上積みすることにする。

株式のショートではこの1、2年痛い目を見続けてきた。さて今回はどうなるか。

貿易戦争は有用、勝つのも簡単

率直に言って、極めて危険な思想である。

jp.reuters.com

 

国際貿易がどのように世界の利益に貢献しているのかを論理的に理解するには、マクロ経済学の基礎的な理解が必須である。しかし、経済学の素養がない人を納得させるための簡単な説明は可能かもしれない。つまり、交換は互いに得をするからこそ成立するのだ、といった風に。

 

たとえば、千葉県民と神奈川県民の間で取引をしてはならない、というルールが制定されたとして、いったい誰が得をするというのだろうか?たとえ、それまで一方的に千葉県が神奈川県にピーナッツを輸出している関係であったとしても、である。神奈川県のピーナッツ農家(実在するんだろうか?)が唯一得をすることにはなるが、2県全体としては損をすることになる。神奈川県民は欲しくもないものを買わされ、千葉県のピーナッツ農家は本来売れるはずのものを売れなくなる。保護主義的貿易戦争に、勝者などいない。

 

そもそも、基軸通貨発行国としてのメリットを享受しつつ貿易赤字を無くすことはほとんど不可能である。アメリカの大統領はできないことをしようとしている。これは本当にろくでもない話である。

ドル円と日米金利差の相関関係、狂気のビットコイン

久しぶりに何か書いてみたいと思ったのでそうすることにした。

 

2018年に入ってから、ドル円と日米金利差は逆相関の状態になり、永らく続いていた相関は崩れてしまっていた。

f:id:guitarpop:20180206214858p:plain

 

しかし、今回のマーケットの暴落の直前、だいたい2月に入ってからは、相関関係は回復している。今では相関は完全に回復したと言っていいはずである。

f:id:guitarpop:20180206215123p:plain

楽観が金利や物価を無視していたということだろう。冷静になったマーケットでは、しばらくは論理的で理性ある値動きが続くはずだ。その値動きが再暴落かもしれないし、上昇の継続かもしれないし、どうなるのかはわからないのだけど。

JPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏が説得力のある分析をしていたので転記しておく。

jp.reuters.com

 

さて、今回の暴落では残念ながら利益を上げることはできず、普通に損失を出している。とはいえ、ここのところ保有している東芝株や神戸製鋼株、引き続き持ち続けているギリシャ株のインデックスは大して下げておらず、含み益のほとんどはまだ残されている。そういうわけで、マーケットが崩れたのだという感覚はいまだに持てていない節がある。

 

最近はビットコインFXでトレードを楽しんでいる。トレンドが激しく表れるため、恐ろしく簡単に気味が悪いほどの利益が生じ、同じ規模の損失が生じる。全体としては極めてうまくいっている。神経が麻痺して、利益がでても損がでてもほとんど何も感じないのがよかったのだろうと思う。

仮想通貨(暗号通貨)がこの先どうなろうとも大した興味は持てないが、こんなことでいいのかと感じないわけにはいかないし、このように気の狂った値動きをするものが(しばしば数時間で2割ぐらい動く。レバレッジも10倍以上かけられる。どうかしてる。)、まともな成り立ちのものではあり得ないのだということを、強く感じている。

この記事を書いているうちにまた5%も動いている。本当にどうかしている。

続・ポンドの価値は上昇するのではないか?

また1月ほど投資に時間が割けないし、何かを書くこともできなくなる。

 

さて、3月の末に以下のメモを書いた。

guiterpopinv.hatenablog.com

 

5月の上旬に政治要因でポンドの価値が上昇したので(1月強で+1,000pipsという恐ろしい上昇だった)、一旦ありがたく利益を確定した。

 

その後にポンドは下落して、上昇分の殆どが帳消しになった。私はありがたくポジションを取り直した。

その直後、当初の目論見通りBOEが真剣に利上げを検討し始めたと報じられた。

jp.reuters.com

 

結果的に、ほとんど完璧な予測ができていたということになる。

私はこの瞬間を求めて、投資をしているのだ。

f:id:guitarpop:20170705231236p:plain

ドル円トレード中

今日の寄付きで東芝を決済した。当面の不確実性は半分以上は消失してしまったはずなので仕方がない。-50%近い損失なので、投資歴の中で過去最大の損失率になるはずだ。1000株なので絶対額としてはどうでもよいのだが、まかり間違って全力で売っていたらと思うと恐ろしい。人生最後のポジションを閉じるまで、通算の投資損益などあてにならないのかもしれない。大間違いをすれば、一撃でアウトなのだから。

FOMC用の金と米国債とダウのロングについては、どうしようか迷っている。悪い指標に反応してどれも評価益が出てしまっているので、当初の予定とは話が変わってしまった。期待値が低くなった状態でこのまま持っていていいものかどうか、判断がつかない。それに、考えてみれば勝敗は私が眠っている間に決するのだ。愚かなことにポジションを持った時点では、そこまで考えていなかった。ひどい。

値動きが荒くなったのでドル円をトレードしている。今現在はドルをショートしている@109.053。そこそこの金額なので、損は早めに切らなければならない。

いずれにしても難しい状況であり、イエレン議長の手腕が試される。マーケットは重要な分岐点を迎えている。

日経平均ショート(決済)

一旦決済した。数年ぶりの誤発注でポジションを上手く閉じられずに利益が減ってしまった。

 

FOMCは無難に通過するのではないかと思う。私がイエレン議長なのであれば、先行きが良く分からなくなったので様子を見たいと考えるはずだ。もう一度だけ、物価の様子を見てみたいと。

それであれば、市場が予想する通りのメッセージを発信して、今回は無難に通過させたいと考えるはずである。つまり、利上げ+QE縮小には僅かにしか言及しない、といったあたりが着地点であるはずだ。積極的にQEの縮小に言及がないとすると、マーケットはどう反応するだろうか?恐らく金利は低下し、金は値上がりするだろう。そして、こういったマーケットの反応をいかに小さくするかがFedの腕の見せ所であるわけだ。

私は金と米国債をドル建てで少しだけ買ってみることにする。この状況でバランスシートを縮小する計画を公に示すならば、私は喜んでマーケットに資金を差し出し、イエレン議長に頭を下げる。是非は別として、凄まじい決断力に感服するよりない。

追記:ダウのロングも追加することにした。